2013年11月25日月曜日

パキスタンと日本1-1(さら)

「日本に長期滞在しているパキスタン人が自国が恋しいと感じる一方で

こっちの文化に馴染んだなーと思うときとは!?」シリーズ第1弾!!




日本人のみなさん、パキスタンという国をご存知だろうか?

「聞いたことある!」と思った人?

聞いたことはあっても地理に詳しくないという人には、

「インドのとなりですよ」と言えば大体「なんとなくわかる!」という答えが返ってくる。笑 




私は日本とパキスタンのハーフで、幼少期をパキスタンで過ごし

日本に帰国してから10年以上経つ。今から30年ほど前

たくさんの南アジア人が日本に仕事探しのため来日し、

こっちで起業をしてそのまま今でも滞在しているパキスタン人はとても多い。

異国の地からやってきたパキスタン人は日本の文化をどう思っているのだろうか。

先日パキスタン料理を提供するレストランに行った際、なんとなくそんな疑問が浮かんだ。

パキスタンと日本の文化は異なる部分が多いが、

彼らが普段感じていることを日本人はあまり知る機会がないのではないか。

だとしたらそれについての情報を発信すれば異文化理解がもっと深まるかもしれない。


そう思い今回このような記事を書いてみることにした。







「結婚式でも開始時間が1時間以上遅れるのはあたり前」




来日したばかりのパキスタン人が口を揃えて言うこと、

「日本人はいつも待ち合わせ時間より早く到着するなー」

よく暑い国の人は楽観的で時間にルーズだ、なんて聞くことがある。

まさしくパキスタンは恥ずかしながらそれを体表する国の一つだと言える。

みんなが時間にルーズなので、「いつになったら始まるの!」

なんてキリキリする人はいない。招く人も招かれる人も承知の上で

行事に出席するのである。




日本だと理解しがたいが、あちらではそれが普通なのだ。

私も学校の発表会があるときは、

父に開始時間を一時間早くして教えていた!

そうするとちょうど間に合った。笑

しかし、そんな彼らも時間に厳しい日本社会で暮らしていると

少しは感覚が鋭くなるみたいだ。そしてパキスタンに帰ると、

思うように進まない行事に腹を立てることがよくある。

「そんなキリキリするなよーストレスたまらないか?」と地元の人に言われときにはじめて、

あー自分は日本の文化に慣れてしまったのだと気づくらしい。






続く














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